懲戒請求がされた場合，対象となった弁護士が自ら懲戒手続に対応することもできます。もっとも，懲戒救済弁護士に依頼した場合，単独で懲戒手続に臨むよりも様々な面でメリットがあります。
懲戒救済弁護士は，これまで数多くの懲戒請求に対して弁護活動を行ってきた経験と実績があります。
弁護士会内部の組織による懲戒手続の流れや要所を正確に抑えている懲戒救済弁護士だからこそ，多種多様な懲戒事由や懲戒手続の進捗に即した最善の弁護活動を展開することができるのです。
単独で懲戒手続に臨む場合，多層的で複雑な懲戒手続に手探りで対応せざるを得ず，必要な主張が十分にできないおそれがあります。
また，懲戒請求に対応している間も通常の法律業務は行わないといけないため，懲戒手続への対応にとられる時間や精神的負担も軽視できません。
懲戒手続を知り尽くした懲戒救済弁護士に依頼をすることで，懲戒手続や見通しに対する不安を解消し，日常の業務に注力できることは大きなメリットとなるはずです。
